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郁志摩と文月の二人がぽちぽち語りたいことを語る場所。 小説サイトの日記としての役割はどこへ消えたのか……。
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こんばんは、文月です。
ちょっと創作サイトっぽい日記を、ということで本の感想を軽めに。
今回は前々回に続いてラノベです。
いや、私ラノベ以外も読んでいるんですよ? 本当なんだって、うわあああ。

というか、最近ゲーマーズやアニメイトやその他一般の書店へ行っても
あまりラノベに興味を惹かれない私です。
もしかして、飽きた? そんなバカな。嘘だっ!

なんか買おうと思って行くのになぁ。
まぁいいや。


ゼロの使い魔
リリアとトレイズⅣⅤⅥ
キノの旅ⅩⅠ
断章のグリムⅠ
アイドルマスター XENOGLOSSIA ~絆~

相当長くだらだらと
レビューや批評をする気ではなく書いているので
興味がない限り続きを見ないほうが時間のためだとは思いますよ。

では、いきます。


▼ゼロの使い魔▼
(MF文庫J、著・ヤマグチノボル、絵・兎塚 エイジ)

アニメ化もされている人気作品、という認識はありました。
あとは、いわゆるロリでツンデレなヒロインとしてシャナと2トップな印象もありましたね。
アニメ版では主人公とヒロインのキャスト同じらしいし。

とりあえず純粋な感想を言えば、面白かったですよ。普通に。

冒頭からキスシーンっていうのは普通にインパクトあると思いますし
もろもろの説明にもなっていていい感じ。

魔法学校があるファンタジー的な世界観に私はあまり慣れていないので
その説明的な描写だけでも感心しながら読み進められましたしね。
(ハリーポッター読んだことない私です)

順当に怪しい描写されていたボスと戦って
主人公の秘めた能力で勝つ、というのも
主人公が散々他の先生たちに特別視されていたおかげで期待感を持ちながら読めましたし。

終わりも、普通にスッキリしていいですね。
ルイズの変化が単純に読者として嬉しかったです。

ハルヒがキスして脱出した時と構成的な理屈は同じな気もするのですが
ハルヒの時に感じたガッカリ感がなかったのはなぜだろう。

この著者、フロントウイングのライターさんなのかな?
PS2版カナリア~この想いに歌をのせて~
はかなり好きなギャルゲに部類されていて
それも絵的な部分よりはシナリオ的なところからきていたので

なるほど小説も上手く書けるものだなぁ、と思ったりしました。


▼リリアとトレイズⅣ・Ⅴ・Ⅵ▼
(電撃文庫、著・時雨沢恵一、絵・黒星紅白)

Ⅳはエピソード2の後編で
Ⅴ・Ⅵで前後編になっていますね。

ちょっと昔なのであまり覚えていないのですが
Ⅳも時雨沢さんに対する期待値を下回らないものだったとは思います。

ⅤⅥも、熱かったです。
前シリーズの主人公である大人たちが結構話に絡んでくるので
ラノベ的に大人が描かれるのは燃えますね。

主人公のトレイズ君もらしさを残しつつカッコいいです。

ラスボスとの対峙は
ラスボスの嗜好のせいで
緊張感よりも滑稽な印象が強いのですが
それでもラスボスらしい強さを見せてくれます。

特に、クライマックス以前の強さは見ていて気持ちいいですね。
それゆえにクライマックスでの滑稽さも際立つのでしょう。

リリアとトレイズシリーズも一応の完結らしいです。
たしかに、終わりはかなり終わった感じがする終わりです。

でも、ラストの設定での話も読みたいなぁ、と思ったりもしますし
いいですね。

時雨沢さんはファンなのでいいしか言っていない気もします……。

個人的な話をすれば
六巻冒頭のひたすら会話文で進む展開は
良くも悪くも冬に出した話にとても影響を与えました。
(場面零は、これを読み終わってから加筆した部分だったり)


▼キノの旅ⅩⅠ▼
(電撃文庫、著・時雨沢恵一、絵・黒星紅白)

これまた時雨沢×黒星ですね。

“キノの旅”シリーズに期待するものは入っていました。
1ファンとして満足のいく一冊です。

Ⅹに比べて、尺の短い話が多いと思います。
私は、このショートショート的な話がキノの中では特に好きなので
とても嬉しかったですね。(長い話も好きなのですが)

11巻もやってればネタも尽きてくるであろう
「あとがき」

今回はまんまと騙されました。
ちきしょー。

そういえば
黒星氏っも言っていますが
キノがヴィジュアル的にはどんどん少女化していっていますね。
これも時代の流れ、なのでしょうかね?

どのキノも好きですがー。


▼断章のグリム Ⅰ 灰かぶり▼
(電撃文庫・著、甲田学人)

前シリーズはmissingですよね。
それも結構読んでました。最後まではいっていないのですが。
その時抱いた感想は、とりあえず“グロイ”だったのですが

これもグロイです。
リアルに悪夢見たりもしました。

作者は
ファンタジー作家でありホラー作家ではない
とあとがきで言っていますが
ホラーと言ったほうがしっくりくるのは私だけではないのでしょう。

それでも、主人公や仲間たちが“戦える”ぶん、ラノベっぽく軽減されているとは思いますが。
(それがいいか悪いかは人によるのかな)

題材は童話です。今回は灰かぶり。通称シンデレラのあれですね。
毎回違う童話を題材にしていくようで、作者的にはネタには困らなさそうですし
読んでいくほうも、先入観のある童話と、作中で語られる童話のギャップが楽しめそうな
面白いシリーズではあると思います。

今回の“灰かぶり”に関しても並以下の知識しかない私は
作者の含蓄ある文章にかなうはずもなく
終始関心しっぱなしでした。

読者の知らない知識でひっぱっていく
っていうのは、大事ですよね。
私にも何か誰にでも語れるような専門知識があればなー。

missing読んだ時も思いましたが、相当オカルト好きなんでしょうねぇ。


グロイという印象については
ヒロインの戦闘方法がリスカだとか
ラスボスにヤラレタ人の狂い方が半端ないとか
それももちろんあるのですが

救済措置

これが一番ですね。
一応“葬儀屋”という死体処理屋な登場人物は出てきますが
それにしても、派手に殺したわりに、そのままです。
ある意味リアリティはあるのかもしれませんが……。

思わずシャナの設定を連想してしまいました。
あちらはどれだけ壊しても殺しても一般人には知覚されないという救済措置があります。
どちらのほうがグロイと思うかは人次第なんでしょうが、私は前者のほうが怖いですね。
だからホラーな印象なんでしょう。

“ゴスロリでリスカでツンデレ”
いまいち評判の悪いように見えるヒロインですが
私的に、いつか書いてみたいと思っていた属性をふんだんにもりこんでいて
あぁ、私には書けない人物像だったんだな、と思わせてくれました。
私は結構好きですけどねぇ。


最後に。
“アリス”をラノベ的に能力にしたあれは
不意打ちだったので驚きでした。
なるほどそう考えれば能力っぽくなるなー、と。


▼アイドルマスター XENOGLOSSIA ~絆~▼
(富士見ファンタジア文庫、著・涼風涼)

アイドル育成シミュレーションACゲームのアニメ版のノベライズ
ですね。

正直、ノベライズとかって、昔のキャラゲーと同じ感覚で
あまり期待しないですしかなりファンなものでも買ったことはほとんどありませんでした。

でもまぁ、ゲーム版とガラッと変わりロボットアニメになったアニメ版は
去年のアニメで数少ない最後まで見たアニメの一つであり
かなりのお気に入りでもあり――
押さえきれない興味に負け、買ってしまった次第です。

ラノベ的に、普通レベルな面白さはあると思います。
他に抜きんでる何かかと言われると微妙ですが。

結局は、ファンアイテムの域を出てないのかなぁ、というのが印象です。

私はアニメ版のファンなので面白く読めたのですが。

全26話のアニメを200~300Pにまとめるのは大変でしたでしょうし
実際オリジナルな展開が多いです。
人物的にもかなり絞ってますね。
春香、伊織、千早を中心にしていて、律子も結構絡みますが
他は出すだけ出したのでしょう。
ネーブラのメインパイロットのはずの真の影の薄さは異常です。
アニメ版では裏切りますがそれもカットですしね。

ロボットラノベとしての面白さは
主人公・春香をはじめアイドル(この世界のロボットの名称。MSみたいなもんか)パイロットたちが
アイドルに対して“愛情”を抱いている点でしょうね。
冗談ではなく、愛情、です。一応機械なアイドルに対して、乙女な嫉妬や照れを見せる春香たちに
違和感や嫌悪を覚えるようではまず見れないでしょう。

敵キャラの千早も、ただただ嫉妬を動機に春香に戦いを挑みます。

まぁ、これをリアルな人相手にやられるよりは
絵的にいいものがあるのかなぁ。

敵組織や味方組織、アイドルの名前などはアニメ版と変わらず
活字で設定を補足できたのは収穫でした。

千早さんが40代の人だとは思いませんでしたよ……。



はい、長くなりました。読んでくださったかたはお疲れ様です。
冒頭でも言いましたが
レビューしようと思って書いてませんからね。批評でもなし。
なんと無駄なキータッチだったのでしょう。

そんなこんなで文月水無でした。
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